自己紹介

私は1977年生まれの45歳。妻と息子1人の3人家族です。

大学を卒業した2000年頃は就職氷河期でしたが、運良く専門商社に就職することができ、現在(2022年9月)までの22年間、一度も転職することなく、同じ会社で勤務し続けています。

私が入社した頃はバブルが弾けたあとだったので、バブル期の成功体験が頭から離れない上司たちは「頑張ったら頑張っただけ返ってくる」を合言葉に、若手社員たちを激励し続けました。「頑張れば、あの頃に戻れる」という雰囲気が漂う時代。

私は先輩たちの言葉を疑うことなく、20代・30代は仕事にフルコミットして、収入も順調に増えていきました。

「あの頃は良かったと」昔を懐かしんで、「いまどきの」と若手を嘆く、そんな昭和な組織文化に、私自身も染まっていったのです。このままこの会社で一生働くんだろうなぁと何となく考えていました。

しかし、40代で中間管理職になり、「バブル時代の感覚で会社への奉仕を求める経営陣」と「ライフワークバランスを重視する若手」の間で、『価値観の板挟み』になる日々を過ごしていると、本来、自分はどうありたいんだろうと悩む機会が増えました。

まさしく「社会人の思春期」。

混乱したり、絶望したり、価値観がゆらぐ、しんどい日々です。

そんな中、答えを探して、本やネットで情報を集めたり、中間管理職をテーマにしたイベントやコミュニティに参加するようになり、世界が広がりました。社外の人と繋がることで、自分がいかに狭い世界、価値観の中で生きているのかに気づくことができたんです。この一歩は自分にとって大きかった。

それが45歳。

このブログでは、中年おじさんが、自分の人生に主導権を取り戻すための取り組みを発信していきます。私と同じように「社会人の思春期」悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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